11人が本棚に入れています
本棚に追加
心桜「それにしても、この前のアイツ!!」
七夏「どしたの? ここちゃー?」
心桜「あたしに、タックル決めてったあの虫・・・コメツキムシだっけ?」
七夏「あ、あの虫さん!?」
心桜「っそ!」
七夏「それで、昆虫図鑑を見てたの?」
心桜「うん!・・・で、見つけたよ。アイツ、これじゃない?」
七夏「あ、確かに」
心桜「オオナガコメツキ・・・か」
七夏「黒くて、ツヤツヤさんですね!」
心桜「そだねー、黒くてツヤツヤした笹夜先輩の黒髪みた・・・はっ!」
七夏「ど、どしたの? ここちゃー?」
心桜「い、いや・・・一応、周囲を確認しとこうかなーって・・・右よーし、左よーし」
七夏「???」
心桜「つっちゃーの、お父さんの真似~」
七夏「くすっ☆」
心桜「んで、コイツ、あたしの頬っぺたにタックルしてった訳だけど、もう少しであたしのファースト持ってかれる所だったよー・・・あーアブナイ!!」
七夏「ふぁーすとって、なぁに???」
心桜「いや、なんでもないっ!・・・で、コイツ、お兄さんの言ったとおり、首の力で跳ね上がる能力があるみたいだね・・・不思議なヤツだよ」
七夏「そうですね・・・私もびっくりしました。昆虫さんって、不思議が沢山です!」
最初のコメントを投稿しよう!