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笹夜「七夏ちゃん、頭を起こした運動エネルギー・・・関節の限界によって頭の動きが固定された時、その運動エネルギーが体全体を持ち上げる・・・かしら!?」
心桜「な、なるほど~、でも、あたしは同じ事をしても、跳ねれないよ?」
笹夜「それは、体積と体重が大きく違いますから・・・」
心桜「ん? どういう事ですか?」
笹夜「体積と体重が小さくなれば、重力の影響を受けにくくなって、小さなエネルギーでも大きな運動が出来るという事になります」
心桜「じゃ、あたしがコメツキムシくらいに小さくなれば、同じ事が出来るって事ですか?」
笹夜「体の構造が違いますから、大きさだけの問題ではないと思います」
心桜「体の構造・・・強靭な首の力が必要って事か・・・アメフト選手が適任かもね?」
笹夜「アメフト選手・・・そうなのですか?」
心桜「いや、なんとなくってだけです」
笹夜「体の構造と大きさが同じになれば、理論上は可能かしら?」
七夏「それって、コメツキムシさんそのものって事かな?」
笹夜「はい♪ そうなりますね♪」
心桜「んな・・・んー・・・そっか・・・でも、なんとなくだけど、理解できてスッキリしたよ! 笹夜先輩! ありがとうございます!」
七夏「ここちゃーがすっきり出来て良かったです☆ 笹夜先輩! ありがとうございます☆」
笹夜「いえ、どういたしまして♪」
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