第三幕:ふたつの虹とふたつの心

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時崎「あ、七夏ちゃん!」 ・・・俺は、すぐにドアを開ける。 七夏「あの、お昼の用意が出来ました。今、大丈夫ですか!?」 時崎「ああ。大丈夫」 七夏「それでは、ご案内いたしますね」 時崎「ありがとう」 七夏ちゃんに案内されて一階の食堂・・・と、言っても少し広い和室なのだが、そこには既に色々な前菜が並んでいて民宿と言うよりも、旅館/料亭のコースメニューのようだ。 七夏「柚樹さん。お席は、こちらになります☆」 時崎「これは、豪華! 料亭みたいだ!」 七夏「ありがとうございます。お料理を持って参りますね」 時崎「ありがとう」 凪咲さんと七夏ちゃんがお料理を持ってくる。 凪咲「いらっしゃいませ。今、火を入れますね」 七夏「はい。柚樹さん。どうぞ☆」 七夏ちゃんは、お茶を煎れて、次に「おにぎり」を用意してくれた。 凪咲「それでは、ごゆっくりなさってくださいね」 七夏「おかわりは、ご遠慮なくです☆」 時崎「ありがとうございます。お二人は、お昼食べないのですか?」 凪咲「ありがとうございます。私は、先に頂いております」 七夏「えっと、私はこの後、頂きますので」 時崎「じゃあ、七夏ちゃん。一緒にお昼食べない!?」 七夏「え!?」     
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