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時崎「このおにぎり、七夏ちゃんが作ったの?」
七夏「はい! おいしく出来てよかったです!」
・・・何か急に胸が熱くなった・・・。
時崎「七夏ちゃんも、お料理得意なんだね」
七夏「私は、まだまだです」
時崎「他にも何か作っているの?」
七夏「はい。えっと、こちらの玉子焼きと、ほうれん草のおひたしになります」
それを訊いて、早速俺は玉子焼きと、おひたしを食べてみる。
時崎「どっちもおいしいよ! 七夏ちゃん!」
七夏「ありがとうございます! よかったです!」
俺は、食事をしながら、以前に撮影した写真の事を考える。
時崎「七夏ちゃん。この近くに、写真屋さんって、あるかな?」
七夏「写真屋さんですか!? えっと、駅前の商店街にあったと思います」
時崎「ありがとう。後で出掛けてみるよ」
七夏「お買い物ですか!?」
時崎「この前撮らせてもらった七夏ちゃんを、写真にして渡そうと思ってね」
七夏「私の写真・・・ありがとう・・・ございます・・・」
俺は、単純に七夏ちゃんを撮影した写真を渡したいと思っただけなのだが、やはりイマイチな反応である。
七夏ちゃんは写真があまり好きではないのかと、訊いてみたかったが、俺はちょっと話題を逸らす。
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