第十六幕:虹を映す少女

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心桜「ありがと。つっちゃー! ん~生き返るぅ~!」 七夏「くすっ☆」 心桜「んで、二人で何してたの?」 時崎「そうそう! 天美さんに勝ったよ!!」 心桜「ん? あたしに勝ったって? 何の事?」 俺は、テレビの画面を指差す。 心桜「おぉー!! お兄さん! 頑張ったね~!」 時崎「今、ちょっと手が痛いけど・・・」 心桜「あはは! んじゃ、お兄さんっ! 約束どうり、あたしのナイスショットあげる!」 時崎「ん? ナイスショット?」 心桜「そ。家宝推奨だよ!」 そう言って天美さんは、写真を一枚くれた。バドミントンのユニフォーム姿で、体育座りの天美さん・・・短いスカートだが、脚で上手く下着が見えない定番のショットと言えるが、何故この写真を・・・などと考えていると、 心桜「ご安心ください! 穿いてますから!!!」 時崎「ぶっ!!」 七夏「ゆ、柚樹さっ、こ、ここちゃー!!」 心桜「あははっ!!」 時崎「あー、せっかく勝ったのに、勝った気がしない・・・」 心桜「でも、お兄さんは、あたしのより、つっちゃーの方がいいよねっ!!」 七夏「こ、ここちゃー!」 ・・・俺は天美さんの第二波に備える・・・もう、その手には乗らない・・・ 時崎「もうっ! ガマン・・・するっ!」     
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