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テレビの画面に視線を戻すと、俺の叩き出した点数と七夏ちゃんがコーディネートしたキャラクターが表示されていた。ある程度七夏ちゃんの好みが分かればと思い、何となくPSのコントローラーで、そのキャラクターの見る角度を変えたりしていると---
心桜「お兄さん! このキャラクターが好みとか?」
時崎「うわっ!?」
いつの間にか隣に居た天美さんに驚く。
心桜「あははっ!」
時崎「さっき、七夏ちゃんがコーディネートしてたから・・・」
心桜「ふーん・・・なるほどねー。つっちゃー!!」
七夏「はーい☆」
台所から七夏ちゃんの声がする・・・と、七夏ちゃんが和菓子とお茶を持ってきてくれた。
七夏「はい☆ 柚樹さん、ここちゃー、どうぞ♪」
時崎「ありがとう、七夏ちゃん」
心桜「ありがとー!」
七夏「くすっ☆」
心桜「ところで、笹夜(ささよ)先輩は?」
七夏「えっと、お昼過ぎになるって聞いてます」
心桜「そっか。じゃ、それまでどうする?」
七夏「私は、お着替え・・・かな」
心桜「つっちゃー浴衣姿のままだもんねー」
七夏「はい☆ あ、ここちゃー」
心桜「ん?」
七夏「お部屋、案内します☆」
心桜「案内って・・・いつもの部屋でしょ?」
七夏「そのお部屋は今、柚樹さんが・・・」
心桜「あ、そっか!」
時崎「俺、部屋、変わろうか?」
心桜「え!? いいよいいよ別に! ありがと。お兄さん!」
七夏「では、ここちゃー、案内します☆」
心桜「ありがと。つっちゃー! んじゃ、お兄さん、またね~♪」
時崎「ああ」
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