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時崎「それは知ってる!」
心桜「あははーっ!!」
笹夜「???」
七夏「ここちゃー、あ、笹夜先輩! いらっしゃいです☆」
七夏ちゃんが二階から降りて来た。
笹夜「七夏ちゃん、こんにちわ♪ お世話になります♪」
七夏「こちらこそです♪ あ、柚樹さん! えっと、高月笹夜先輩です! 笹夜先輩! えっと、お客様の時崎柚樹さんです☆」
時崎「あ、ああ。よ、よろしく」
笹夜「は、はい。よろしくお願いします!」
七夏ちゃんが、俺と高月さんを紹介してくれた・・・のだが・・・
七夏「???」
さっき、お互いに自己紹介をしたばかりなので、不自然な空気が漂う・・・その時、
心桜「あたし! 天美心桜(あまみここな)って言---」
時崎「それは知ってる! しかもさっき聞いた」
心桜「あははーっ!!」
笹夜「くすっ♪」
七夏「?????」
俺と天美さんの会話を聞いて、高月さんの表情が、少し柔らかくなった。天美さん、今のは狙ったのだと思う・・・流石という印象だ。
心桜「(ねねっ! お兄さん!)」
時崎「え!?」
天美さんが小声で話してくる。
心桜「(笹夜先輩、とっても綺麗でしょ!!!)」
時崎「(た、確かに・・・七夏ちゃんからは聞いてたけど)」
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