第十六幕:虹を映す少女

13/19
前へ
/1638ページ
次へ
心桜「(笹夜先輩って、綺麗なだけじゃないよ!!!)」 時崎「(え? どういう事!?)」 七夏「ここちゃー!!」 心桜「え!?」 七夏「笹夜先輩を、お部屋に・・・」 心桜「あ、すいません。笹夜先輩!!」 笹夜「いえいえ」 七夏「笹夜先輩、こちらへどうぞです☆」 笹夜「ありがとう♪ 七夏ちゃん。それでは、時崎さん」 時崎「は、はい!!」 笹夜「失礼いたします」 高月さんは、とてもおしとやかで清楚な印象だ。そして、髪に虹を映す魅力的な少女だ。彼女を一度見たら、忘れられないだろう・・・。 時崎「天美さん?」 心桜「ん?」 時崎「さっき、天美さんが話してた、高月さんが綺麗なだけじゃないっていうのは?」 心桜「あ、それは、そのうち分かると思うよ」 時崎「そのうち・・・か」 心桜「そ。あたしたち、この後、お出掛けなんだ♪」 時崎「そうなの?」 心桜「笹夜先輩、今来たばかりだから、少し休憩してからだけど」 七夏「ここちゃー!」 心桜「おっ! つっちゃーが呼んでるみたい・・・」 時崎「ああ」 心桜「それじゃ!」 そう言うと、天美さんは、二階へと上がってゆく。     
/1638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加