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明日は七夏ちゃんたちが海へ出かけるのに、俺も同行させてもらう事になっているけど、高月さんに、その事は伝わっているのだろうか・・・。その辺りは七夏ちゃんや天美さんが話をしてくれると思うけど・・・。高月さんとは、たった今、会ったばかりだ・・・見たところ、物静かで人見知りするような印象を受けたが・・・高月さんの事も、もっと知っておく必要がある・・・というか、天美さんの話してた事も気になるので、もっと知りたいというのが本音だ。天美さんや、高月さんを知る事は、七夏ちゃんを知る事になると思う。
さて、とりあえず、居間のPSを片付けておこうかな・・・。俺は玄関から居間へ移動する。PSのゲーム画面は七夏ちゃんがコーデ中の状態だったので、俺は現在の状態を保存し、PSはスタンバイモードにして、テレビの電源を切った。
凪咲「柚樹君!」
時崎「はい!?」
凪咲「今日、お昼食は、どうなさいますか?」
時崎「え?」
凪咲「七夏は、天美さん、高月さんと、外で食べるって話してたから・・・」
時崎「そうなのですか?」
凪咲「はい。ですから、柚樹君も、一緒かしら・・・と思って」
時崎「いえ、明日はともかく、今日は一緒に七夏ちゃんと出掛ける話はしていないので・・・」
凪咲「そう・・・では、こちらで昼食、用意しますね」
時崎「ありがとうございます!」
心桜「お兄さん! 今日はつっちゃーと一緒に来ないの?」
天美さんが二階から降りて来ていたようで、声を掛けてきた。
時崎「今日は特に、七夏ちゃんと出かける約束はしてないけど?」
心桜「え!? なんで?」
時崎「なんでって言われても? なんで?」
心桜「だってさ、さっき、つっちゃーが、これからお兄さんも一緒にお出掛けするみたいな感じで、笹夜先輩に話してたよ?」
時崎「え? そうなの?」
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