第十七幕:夏の街に弾む虹

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笹夜「わたしも、七夏ちゃんと同じので♪」 七夏「はい☆ えっと・・・」 七夏ちゃんの瞳の色が翠碧色になる。 時崎「俺も、七夏ちゃんと同じので」 七夏「はい☆」 心桜「え!? ・・・って事は、あたしだけテリヤキセット!?」 時崎「みたいだね・・・一人だけ違うと何かあるの!?」 心桜「いや、みんな同じの頼んだら同時に来るから、揃って『いただきます』出来るかなーって」 時崎「まあ、ファーストフード店だから気にしなくても・・・じゃ、俺、頼んで来るから」 七夏「え!?」 心桜「おっ! お兄さんありがとー!」 七夏「こ、ここちゃー!!!」 時崎「七夏ちゃん、構わないから」 七夏「ありがとうございます。柚樹さん」 笹夜「時崎さん、ありがとうございます」 注文の為、カウンターへ向かう。 主「テリヤキセットひとつと、フィレオフィッシュセットをみっつ、お願いします」 店員「フィレオフィッシュセットをみっつですか!?」 何故か店員さんが聞き返してきた。 時崎「はい、みっつお願いします」 七夏「わたしたちの分も一緒です」 時崎「え!?」 後ろを振り返ると、七夏ちゃんが居た。 店員「はい! ありがとうございます!」 時崎「七夏ちゃん!?」 七夏「柚樹さん、四人分持つのは危ないです」     
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