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七夏ちゃんに言われて気づく。
時崎「た、確かに・・・」
七夏「くすっ☆」
天美さんと高月さんは、場所を確保してくれているようだ。恐らく、天美さんが高月さんを一人にさせないように気をつかっているのだろう。三人の時はどうしているのだろうか。
店員「テリヤキセットになります!」
時崎「あ、はい!」
俺はテリヤキセットを受け取る。
七夏「お支払いは、私がまとめます」
店員「ありがとうございます!」
時崎「ありがとう、七夏ちゃん。後で払うから」
俺は、テリヤキセットを天美さんの所に持ってゆく。天美さんは俺に気づくと、その場を立ち、俺の方・・・を通り越してしまう。
主「あれ!?」
振り返ると、天美さんはフィレオフィッシュのセットを両手に二つ持っていた。
心桜「お兄さん、早く座りなよ!」
主「あ、ああ」
天美さんに言われるがまま、四人掛けの窓際の席につく。正面には高月さんなので、少し緊張する。天美さんは高月さんの隣に座った。
心桜「よっと、はい! 笹夜先輩!」
笹夜「ありがとう、心桜さん。あら!? 心桜さん!?」
心桜「なんですか?」
笹夜「心桜さん、フィレオフィッシュだったかしら!?」
心桜「それは、こうすればっ!」
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