第十七幕:夏の街に弾む虹

6/29
前へ
/1638ページ
次へ
笹夜「すみません。大きな声を出してしまって」 時崎「いや・・・気にしなくていいよ」 心桜「んじゃ、次、行きますか!」 七夏「はい☆」  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 三人と一緒にスポーツ店の前に来た。 心桜「それじゃ、パパッと見てくるね!」 七夏「はい☆」 笹夜「心桜さん、ゆっくりでいいですよ♪」 心桜「ありがとうございます!」 天美さんはスポーツ店の中へ・・・バドミントン部って話してたから、その関係かな・・・。 時崎「ところで、二人は入らないの!?」 七夏「え!?」 笹夜「はい。私が入っても、場違いな気がしますから・・・」 時崎「そんな事はないと思うよ」 笹夜「ありがとうございます。でも、全く買うつもりもないお店に入るのは・・・」 時崎「天美さんと一緒に入って、天美さんが何か買えば・・・」 笹夜「そうなのですけど・・・」 七夏「ここちゃー、見るだけで何も買わない事が多いから・・・」 時崎「そ、そう・・・それは確かに・・・」 人の出入りがそれ程多くなさそうなお店(失礼かな?)で、女の子三人組の冷やかしは問題かも知れない。 心桜「お待たせっ!」 天美さんは何か筒のようなものを手にしていた。 時崎「ん? ポテトチップス!?」 心桜「お兄さん、シャトルだよ!?」     
/1638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加