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凪咲「ありがとう、柚樹くん。では、お願いいいかしら?」
時崎「はい! 天美さんたちは早くお風呂に入る事!」
心桜「は~い!」
笹夜「時崎さん、失礼いたします」
時崎「七夏ちゃん!? どうしたの?」
七夏「え!? えっと・・・ゆ、柚樹さん! また後で!」
時崎「あ、ああ」
凪咲「柚樹くん、今日はありがとう」
時崎「え!?」
凪咲「明日も、七夏たちの事、よろしくお願いいたします」
時崎「あ、はい!」
凪咲「では、これを、こちらに運んでくれるかしら?」
時崎「はい!」
お米の袋を運ぶようだ。一袋10kgが三つ、大したことはない。
凪咲「後は、これを吹きこぼれないように、見ていてくれるかしら?」
時崎「はい」
鍋で何かの出汁を取っているのだろうか。最初はなんて事無かったが、次第に暑くなってきた。俺が鍋をかき混ぜている間、凪咲さんは野菜を切っている。七夏ちゃんも、普段はこんな感じなのだろうか。
凪咲「ありがとう、柚樹くん。次はこれ、いいかしら?」
時崎「はい、それをおろせばいいのですね」
凪咲「はい」
凪咲さんから、大根と、おろし用の陶器を受け取る。大根はおろされると意外と少なくなるな・・・なんて思っていたら、凪咲さんが、更に大根を持ってきた。
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