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七夏ちゃんたちと同じ香りがするお風呂・・・まだ慣れないのか、すぐにのぼせてしまいそうだ・・・俺は、ささっと軽く流すだけにしておいた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
心桜「お兄さん! 早かったね!」
時崎「まあ、さっと流しただけだから」
七夏「柚樹さん、どうぞ!」
七夏ちゃんが冷茶を用意してくれた。
時崎「ありがとう、七夏ちゃん!」
七夏「はい☆」
心桜「お兄さん! 早く座りなよ!」
時崎「あ、ああ」
いつも座っている場所に座る。
心桜「お兄さんも、あたしたちとおんなじ香りで、お揃いだね~」
時崎「え!?」
<<七夏「お揃い・・・です・・・」>>
先日、七夏ちゃんに「お揃い」と言われた時の事を思い出してしまう。
心桜「ん!? どしたの? お兄さん!?」
七夏「柚樹さん、お顔・・・少し赤いです・・・」
時崎「な、なんでもないっ!」
心桜「なんでもあるっ! ・・・って感じだけど?」
笹夜「心桜さん!!!」
心桜「あははっ!!!」
俺の正面には高月さんが座って居る。ファーストフード店の時と同じ状態だ。
笹夜「時崎さん」
時崎「え!?」
笹夜「今日は、色々とありがとうございました」
時崎「こちらこそ、楽しかったよ!」
笹夜「はい♪」
高月さんの方から話しかけてくれて、少しホッとしてしまう。高月さんを前にすると、何を話したらいいのか分からないから・・・。
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