第十七幕:夏の街に弾む虹

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凪咲「ありがとう。お粗末さまでした」 凪咲さんはテーブルの上を片付け始めた。 七夏「あ、私も!」 七夏ちゃんも凪咲さんに続く。 笹夜「七夏ちゃん、しっかりしてるわね」 心桜「そりゃ『若女将』だからね~」 寝っ転がりながら、天美さんが話す。 笹夜「心桜さん! あなたはくつろぎ過ぎです!」 心桜「だって笹夜先輩! ここ『民宿』だよ! くつろぐところですって!」 笹夜「そ、そうですけど・・・」 七夏「笹夜先輩も、ごゆっくりどうぞです☆」 笹夜「ありがとう。七夏ちゃん♪」 夕食の片付けがある程度済んだみたいで、七夏ちゃんもテーブルの前に座ってきた。 時崎「七夏ちゃん! お疲れ様!」 七夏「はい☆ 柚樹さん☆ 私、お部屋にもどりますね☆」 時崎「もうお休み?」 七夏「いえ、ここちゃーと、笹夜先輩のお布団の準備がありますので♪」 時崎「俺も手伝うよ!」 七夏「ありがとうです☆」 心桜「あたしも、二階で休む~! 笹夜先輩も!」 笹夜「ええ♪」 三人と一緒に二階へ上がる。 七夏「柚樹さん、お部屋、入ってもいいですか?」 時崎「ああ。もちろん!」 七夏「失礼します!」 心桜「あたしも、失礼しますー!」 笹夜「こ、心桜さん!」     
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