第十八幕:ふたつの虹へ重なる虹

2/17
前へ
/1638ページ
次へ
心桜「つっちゃー、夜遅く、お兄さんの部屋に潜入ですか!?」 七夏「え!?」 笹夜「こ、心桜さん!」 心桜「なんですか? 笹夜先輩?」 笹夜「ええっと・・・」 七夏「えっと、夜遅くに、柚樹さんのお部屋の灯りが点いていたみたいだから、まだ起きてるのかなって」 時崎「ごめん。七夏ちゃん・・・気をつけるよ」 七夏「くすっ☆」 心桜「んー、おかしいなー」 笹夜「心桜さん!?」 心桜「昨日、あんなに沢山食べたのに、お腹減ってる!」 笹夜「お料理が美味しかったからかしら!?」 心桜「そだねー、また美味しい料理が食べられると思うとね~」 時崎「確かに! 俺も普段より食べている気がする」 七夏「では私、朝食の準備がありますので」 時崎「俺も手伝うよ」 七夏「ありがとです☆ ここちゃーと、笹夜先輩は、ごゆっくりどうぞです☆」 心桜「ありがとー、つっちゃー!」 笹夜「ありがとう。七夏ちゃん♪」 心桜「ねねっ! 笹夜先輩!」 笹夜「何かしら?」 心桜「ちょっと、今日の予定を~」 笹夜「そうですね♪」 七夏ちゃんは、朝食の準備の為、台所へ・・・俺も七夏ちゃんを手伝う。 心桜「今日は、午後から海へお出掛けだよね!」 笹夜「ええ♪」 心桜「念の為、持ち物を確認しておきますか」     
/1638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加