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心桜「つっちゃーと一緒か・・・ま、つっちゃーと笹夜先輩は『小説繋がり』だって聞いてるけど、もしここで二人が小説を読み始めたら、あたし孤立かも~」
笹夜「さすがにそれは・・・」
心桜「でも、つっちゃーなら有り得るから、笑えないんだよね~」
笹夜「あら!」
心桜「つっちゃー本読み始めたら、ちょっと声かけても気付いてくれない事あるから」
笹夜「分からなくはないですけど・・・確かに・・・」
心桜「おっ! 笹夜先輩もですか?」
笹夜「私が七夏ちゃんと、初めて出逢った時・・・学校の音楽室だったかしら・・・その時の七夏ちゃんは本を読んでいて---」
-----当時の回想1-----
私が放課後の音楽室の隣・・・音楽資料室に入った時、そこに一人の女の子が居たの・・・でも、その女の子・・・七夏ちゃんは、本を読む事に集中しているのか、私の事に気付いてないみたいで・・・。
笹夜「!?」
七夏「・・・・・」
私も本に集中している事があるから、邪魔してはダメかなと、そのままその場所で、本を読む事にしたの・・・。それから30分くらい経過したかしら・・・チャイムの音で二人は、それぞれの本の世界から現実世界へ・・・。
七夏「あ、えっと・・・」
笹夜「こんにちは♪」
七夏「こ、こんにちは・・・です」
笹夜「こちらに、何か御用だったのかしら?」
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