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心桜「ふーん・・・つっちゃー、お兄さん『保護者』だって! それでいいの?」
七夏「えっと・・・私はいいと思います☆ 頼りにしてます♪」
心桜「はぁー・・・前途多難な気がしてきた・・・」
七夏「え? なーに? ここちゃー?」
心桜「よし! 前途多難な二人は放っといて、笹夜先輩! 泳ごっ!」
笹夜「え!? ちょっ、心桜さんっ!!!」
天美さんに手を引かれた高月さんの様子が、少しおかしい・・・。何か泳ぐのを拒んでいるかのように見える。
心桜「ん? 笹夜先輩、どおしたんですか?」
笹夜「・・・えっと・・・その・・・」
心桜「???・・・!!! ・・・もしかして、笹夜先輩って、カナズチとか?」
七夏「こ、ここちゃー!!! 笹夜先輩っ! すみません!!!」
笹夜「うぅ・・・すみません。足の届かない所で泳ぐのは、ちょっと苦手でして・・・」
七夏「笹夜先輩! 私、浮き輪ありますから、使ってください!」
笹夜「でも、それだと七夏ちゃんが・・・」
七夏「私、浮き輪でゆらゆらするのが、好きなだけで、泳げない事はないですので・・・」
笹夜「そ、そうだったの・・・私、てっきり・・・」
心桜「つっちゃー・・・人の事言えないよ・・・」
七夏「え!? あっ、すみません! 笹夜先輩! と、とにかく浮き輪どうぞです!」
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