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幸せと不安・・・幸せだけなら素直に喜べたのだが、その後の不安という言葉が引っかかった。俺は七夏ちゃんには幸せであってほしいと思っている。そして、そうなるように意識して行動したつもりだ。七夏ちゃん自身も楽しそうなので、これでいいと思っていたが、高月さんは、七夏ちゃんが不安がっているかも知れないと話す。
時崎「・・・・・」
笹夜「時崎さん!」
時崎「え!?」
笹夜「私の思い込みかも知れませんので・・・その・・・すみません」
時崎「ありがとう。高月さん」
高月さんは俺なんかよりもずっと七夏ちゃんの事を知っているはずなので、この事は間違いではないだろう。
心桜「ん? お兄さん・・・どしたの?」
時崎「あ、いや・・・なんでも・・・。天美さん、帰ったら花火があるよね?」
心桜「あー! ほんとだ。結局、昨日は花火できなかったから、今日しとかないとね」
七夏「まだ、少し明るいですから、花火は夕食後にしますか?」
心桜「そだね~」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
笹夜「七夏ちゃんのお家に到着・・・かしら?」
心桜「笹夜先輩、お疲れさま!」
七夏「お疲れ様です! ただいまぁ☆」
凪咲「お帰りなさいませ。お夕食はもうすぐできますので・・・七夏、みんなと流してらっしゃい」
七夏「はーい☆」
心桜「では、ひとっ風呂とまいりますかっ!」
笹夜「はい♪」
時崎「凪咲さん、荷物、ここに置いておきますね。後で片付けますから」
凪咲「柚樹君。今日はありがとうございます。七夏たち、とっても楽しそうで柚樹君にお願いして良かったわ♪」
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