第十九幕:夏の海に弾む虹

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時崎「いえ、こちらこそ。とても楽しかったです!」 凪咲「お疲れ様でした」 凪咲さんは、そう話すと、冷たいお茶を用意してくれた。 時崎「ありがとうございます」 凪咲「柚樹君も潮風に長くあたっていたのでしたら、早めに流してきてくださいね」 時崎「はい」 凪咲「あ、露天の方なら、今すぐでも大丈夫かしら?」 時崎「では、そうさせてもらいます」 早速、俺は露天で軽く流す・・・今日一日の疲れが軽くなってくるのを実感する。天美さんたちの声が聞こえてくる・・・ 天美「イヤー! ・・・肩がヒリヒリする~」 笹夜「確かに、お肌が少し痛むかしら?」 七夏「少し、お水を足しますか? えっと、冷たいタオルで冷やした方がいいのかな?」 ・・・が、会話の内容までは分からない・・・。この露天風呂は混浴の為、七夏ちゃんたちが入って来る可能性もあるけど、既に屋内のお風呂を利用しているから、それは無いだろう。俺はささっと流して、露天風呂を後にした。 凪咲「あら、柚樹君。少し待っててくださいね」 凪咲さんは、そう話すと、冷たいお茶を用意してくれた。 時崎「ありがとうございます」 俺は、今日使った荷物を元の場所に戻す事にした。 心桜「ふーさっぱりー! すっきりー! でも、ちょっと肩がヒリヒリ~」     
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