第十九幕:夏の海に弾む虹

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時崎「天美さん、お疲れ!」 七夏「柚樹さんも、流してきてくださ・・・って、浴衣?」 時崎「ああ、もう流してきたよ・・・露天の方で」 七夏「そうなのですね♪」 心桜「お兄さん! 露天に居たの!?」 時崎「まあ、軽く・・・だけど」 心桜「あー、居るんだったら突撃しとけば---」 笹夜「心桜さんっ!」 心桜「わわっ! 笹夜先輩! 早いですねっ!」 笹夜「え!?」 心桜「髪乾かすのに、もう少し時間掛かると思ってたんですけど」 笹夜「もう・・・」 七夏「くすっ☆」 凪咲「お料理、できましたから、どうぞこちらへ」 心桜「ありがとうございますー!」  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 夕食を頂いた後、少し休憩して、みんなで花火を楽しむ。 七夏「これ、どうするのかな?」 時崎「あ、それは吊るして使うんだよ。物干し竿、使っていいかな?」 七夏「はい☆」 俺は物干し竿に花火を吊るす・・・。 時崎「えっと・・・火は・・・」 心桜「お~に~ぃ~さ~ぁ~ん~」 時崎「うぉわ!」 心桜「こ~れ~つ~か~い~な~よ~ぉ~」 時崎「あ、天美さん・・・」 七夏「もう・・・ここちゃー!」 笹夜「それ・・・花火・・・なのかしら?」     
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