第二十幕:ふたつの虹の大切な夢

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朝食を頂いた後、自室に戻り、デジタルアルバム作成作業に入る・・・。午前中は三人ともお部屋でのんびり過ごしているのだろうか? しばらく、アルバム制作に集中していると、トントンと扉が鳴った。 七夏「柚樹さん!」 時崎「七夏ちゃん!」 扉を開けると、七夏ちゃんと天美さんが居た。 心桜「お兄さん!」 時崎「あ、天美さん。どうしたの?」 心桜「あたし、今日はこれで帰るから!」 時崎「え!? もう帰るの?」 心桜「うん。笹夜先輩を駅まで送ってから帰るよ!」 時崎「そうなんだ。駅なら俺も一緒していいかな?」 心桜「ん? もちろんいいよ!」 時崎「七夏ちゃんも一緒にどうかな?」 七夏「えっと、ごめんなさい。ちょっと済ませておきたい事があって・・・」 時崎「そう・・・」 七夏「柚樹さん、ここちゃーと笹夜先輩のこと、よろしくお願いします☆」 時崎「え!? あ、ああ。分かったよ」 七夏ちゃんの用事を聞いて手伝っても良かったのかも知れないけど、天美さんと高月さんの見送りを頼まれたので、それに従う・・・駅の撮影も行っておきたかったので、二人を見送った後に撮影を行おうと思う。  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 笹夜「お世話になりました♪」 凪咲「こちらこそ、ありがとうございました」 心桜「また、花火大会の時は、よろしくお願いします!」 凪咲「ええ。是非!」     
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