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心桜「えー『ココナッツさん、こんにちは。私、昔からトロくて、みんなについて行けない事が多くて困ってます。そして、今の学校の教師が「先に出来た人を待たす訳にはゆきませんから!」と言って、どんどんと先に授業を進めてしまいます・・・当然私は付いてゆけなくて・・・トロい人を置いてきぼりにする教育の方針に疑問を抱いてます。これってトロい私が悪いのでしょうか? その教師に、その考え方が間違っていると思わせるような返しが出来ないか考えてみましたが、なかなか良い返し方が思いつきません。何か良い方法はないでしょうか?』・・・だって」
笹夜「まあ、少し特殊なお考えの教師ですね」
心桜「そだね。『先に出来た人を待たす訳にはゆきませんから!』・・・こんな事を言う教師って、つっちゃーはどう思う!?」
七夏「え!? どうって言われても・・・」
心桜「これってさ、出来ていない人は、確実に置いてゆかれるよね」
七夏「・・・はい」
心桜「冗談なら笑えるけど・・・。なんかこうさ、これに対するカウンターって、あてれないかなー」
七夏「カウンターって!?」
心桜「あ、ごめん。ここでは、カウンターアタックって意味で『反撃/逆襲』かな?」
七夏「・・・聞かない方がよかったかも・・・」
心桜「つっちゃーは、平和主義だもんねー」
七夏「平和主義って!?」
心桜「平和主義・・・真っ先にターゲット・・・標的にされるから、気をつけなされや~!」
七夏「???」
心桜「まっ、そのカウンターを考えてるんだけど、お手紙の人も話してるとおり、これがなかなかこう良い切り返しが思い浮かばないよね・・・」
七夏「良い切り返し???」
心桜「まだ出来てない人がいるのに、先に進むんかよっ!!!」
七夏「ひゃっ!」
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