随筆七:先に出来た人を待たす訳にはゆきませんから!

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笹夜「まあ、生き残りや競争されているような状況ではそうなってしまいますよね」 七夏「ちょっと、切ないですね」 心桜「平和主義のつっちゃーには厳しい現実だね!」 七夏「えっと・・・まだ出来ていない人は、どうなっちゃうのかなぁ?」 心桜「単純に切り捨てられるだけ・・・」 七夏「そんな・・・」 心桜「でも、その教師の教育方針がそれなら、そうなるよね・・・間引かれ教育とか?」 笹夜「つまり、その教師の世界は、自分には適合していないという事になるのかしら?」 心桜「だね・・・だけど、そこをなんとかするのが、あたしたちなんだよ!」 七夏「はいっ!」 笹夜「なんとか・・・してあげたいですけど・・・」 心桜「そうかっ!!」 七夏「どしたの!?」 心桜「先に出来た人を待たす訳にはゆかないって事はさぁ・・・」 七夏「はい」 心桜「先に出来ても休憩すら貰えず、次々と課題を積み重ねられるだけにならない?」 笹夜「そう・・・なりますね」 心桜「って事なら、一生懸命物事をこなそうとしなくなる・・・賢い人ほどそうなると思うなぁ」 七夏「なるほど☆」 心桜「従って『ダメ人間を増やす教育方針だねっ!!!』これでどうだぁ~!!!」 笹夜「ダメ人間って・・・心桜さんっ!」     
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