随筆七:先に出来た人を待たす訳にはゆきませんから!

8/9
前へ
/1638ページ
次へ
心桜「だってさあ、行っても行っても次々と課題を積まれる状況が続くと、どうなるか考えるまでもないでしょ!?」 笹夜「まあ、確かにそうですけど、何事も『ほどほど』が大切ですね♪」 心桜「結局、その言葉に尽きるよね!」 七夏「先に出来た人は、『復習しましょう』が、いいな☆」 心桜「ふっ復讐!?」 笹夜「心桜さん『復習』です!?」 心桜「え!? その違い分かんないんですけど!」 笹夜「七夏ちゃんの言葉ですよ!?」 心桜「あははっ! 分かってますって!」 七夏「お便りの人も、先に出来なくても、頑張っていれば、いずれ良いことがあると思います☆ どうしてもダメなら、ここちゃーの話してた内容で相談してみるといいかもです☆」 心桜「そだねー。先に出来た人は、まだ出来ていない人の事を考える気配りを養う機会だと心得よ!」 笹夜「人間、得て不得手があります。お便りの人もきっと他の人よりも得意な事があるはずです♪ そんな時、お便りの人はきっとまだ出来ていない人の事を気遣える心が芽生えると思います。『先に出来た人を待たせない教育』から反面教師的に芽生えたのが優しい心なら、このような教育方針も無意味ではなさそうですね♪」 心桜「笹夜先輩・・・遠まわしな皮肉ですねー」 笹夜「そ、そうかしら? すみません」     
/1638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加