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笹夜「え!? 七夏ちゃん!? そ、そうですね・・・確かに心の中の鬼を買い取ってくださればと思う事もありますけど、それも含めて自分なのです。鬼はとても強いですので大きな決断を迫られた時に、その力を発揮してもらえると思います!」
心桜「なるほどね~。やっぱ笹夜先輩には適わないか・・・」
七夏「笹夜先輩! ありがとうございます☆」
心桜「んじゃ、他にも『鬼嫁』はどうです!?」
笹夜「え!? ええっと・・・」
七夏「え!? 笹夜先輩!? えっと・・・あっ! 鬼族の優しいお嫁さん!」
心桜「苦し紛れだけど・・・それもあり・・・か」
笹夜「七夏ちゃん。すみません」
七夏「いえいえ。ここちゃーの攻めが鬼怖いです☆」
心桜「え!? あたしが鬼って事!?」
笹夜「まあ、とにかく『恐い鬼は外!優しい鬼は内!』って事でどうかしら?」
心桜「笹夜先輩・・・節分ならぬ鬼分ですか!?」
笹夜「ええ♪」
心桜「んじゃ、福は!?」
笹夜「福は内でも外でも♪」
心桜「ん!? どういう事ですか?」
七夏「福は、自分にもみんなにもって事かな?」
心桜「なるほど・・・参りました。でも、本当の鬼・・・実は、鬼以外の人の方かも知れないよ!?」
七夏「え!?」
心桜「鬼ごっこで『鬼さんこちら!手の鳴る方へ!』って言う人間っ!!!」
笹夜「それは、お遊びの事ですから・・・でも、遊びの域を超えてはなりませんね」
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