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笹夜「本来なら、犬も人間も同じように接してあげるべきですね♪」
七夏「そうですね☆」
心桜「でも、この関係をなんとかするには、どうすればいいんだろ?」
笹夜「少なくとも、この先は安心ですね♪」
七夏「え!?」
心桜「どういう事ですか?」
笹夜「もし、お手紙の主さんが、なんらかの形で自分の意思が伝えられなくなったら、お嫁さんはしっかりと面倒を見てくださる事が保証されています♪」
心桜「おお! なるほど! スパッ! と斬りましたね~流石!」
笹夜「ですので、お手紙の主さんは、お嫁さんと犬さんをどちらも大切になさってくださいね♪」
心桜「でもさぁ、人と動物ってどうしても人が優先される世の中だからなぁ」
笹夜「人を中心とした世界の視点ではそうなりますね。同種、同族を優先するのは、生き物の持つ性質なのでしょうね♪」
七夏「そう言えば」
心桜「ん?」
七夏「えっと、昔ね、幼稚園の遠足ではぐれちゃって・・・その時、私と同じ制服を着た子が話しかけてくれて、安心したのですけど、その子もはぐれちゃってたみたいで・・・」
心桜「・・・ちょっと、違うかなぁ~」
笹夜「でも、同じ制服の子が居ると安心する・・・という点では共通しています」
心桜「生き物は群れたがるって事?」
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