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七夏「~♪」
心桜「つっちゃー!」
七夏「はい♪」
心桜「なんか、嬉しそうだね~良い事あった?」
七夏「良いこと? えっと・・・」
心桜「・・・・・」
七夏「!? どしたの? ここちゃー?」
心桜「・・・・・」
七夏「???」
心桜「ハックション!」
七夏「ひゃっ☆」
心桜「ごめん」
七夏「大丈夫?」
心桜「大丈夫、大丈夫・・・花粉の季節でもないのに、今日はくしゃみがよく襲ってくるな~」
七夏「そうなの?」
心桜「しゃっくりみたいに連続で」
七夏「風邪になったとか?」
心桜「それは大丈夫!」
七夏「良かった☆」
心桜「あたし、ちょっと思ったんだけど」
七夏「え!?」
心桜「くしゃみの前の『ハ』とか『ヘ』って必要なの?」
七夏「えっと・・・どおしてかな?」
心桜「別に無くてもいいよね?」
七夏「なくても、いいとは思いますけど」
心桜「大魔王なんかさ、『ハ、ハ、ハクショ~ン!』って二回も予備動作があるよね!?」
七夏「大魔王!?」
心桜「うん。『フィクション大魔王』 この物語はフィクションの提供でお届けします!」
七夏「???」
心桜「あっ! そうかっ!」
七夏「え!?」
心桜「予備動作が無いと、回避が難しくなるのか! なるほど!」
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