随筆十四:話に花を咲かせましょう!

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心桜「それって、『お花し』って事かっ! つっちゃー今日はどしたのさ?」 七夏「えっと、特には・・・」 心桜「うーん(なんかあるな、これは)」 七夏「枯れ木に花を咲かせましょう☆ っていうお話がありました☆」 心桜「花咲か爺さん!?」 七夏「はい☆」 心桜「枯れている木に花を咲かせるというのは・・・蘇生!?」 七夏「どおしてそうなるの?」 心桜「枯れているから!」 七夏「枯れているというのは、葉が落ちた状態なだけです☆」 心桜「って事は生きてる?」 七夏「また葉や花が咲くのなら、生きてます☆」 心桜「そっか」 七夏「ですから、花咲かお爺さんのお話で花が咲いたというのは、その木は生きているという事になると思います」 心桜「なんか、今日のつっちゃーは笹夜先輩みたいだねっ!」 七夏「え!? そ、そうかな!?」 心桜「おっ! 今、ちょっと隙が見えた気がするっ!」 七夏「私も、笹夜先輩みたいに素敵な考え方が出来るといいな☆」 心桜「そう言えば、笹夜先輩は? ハッ!」 七夏「どしたの? くしゃみかな?」 心桜「いや、真後ろに居るとか、そんな事無いかなって思って」 七夏「もう・・・えっと、今日は笹夜先輩、お休みだそうです」 心桜「ほんとに?」 七夏「はい。だから今日は私が頑張らないとって、思ったのですけど」     
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