11人が本棚に入れています
本棚に追加
俺が居ない時は、もっとのんびり過ごしているのかなと、考えてしまい、申し訳なくなる。七夏ちゃんは、俺の事を「お客様」だと思っている事は確かだ・・・それは、確かに間違いではないのだが、俺としては、もっと気軽であってほしいと思ったりもする。手際よく夕食が並べられる中、俺は夕食も七夏ちゃんや凪咲さんと一緒に頂きたい事を申し出た。
七夏「え!? ご一緒いいんですか?」
凪咲「あら、私もよろしいのですか?」
時崎「はい。是非お願いします!!!」
凪咲&七夏「ありがとうございます!」
凪咲さん、七夏ちゃんと一緒に夕食を頂きながら、七夏ちゃんが、どんな色(性格/心)なのか、ある程度分かってきた。そんな中、俺は七夏ちゃんとは別件で、ある事が気になったが、それを話せずにいた。話してしまうと、せっかく暖かくなってきたこの場が、一気に凍りつくかも知れないからだ。今は、この暖かい雰囲気を大切にしたいと思うのだった。
第五幕 完
----------
第五幕をお読みくださり、ありがとうございました!
「次へ」ボタンで、次回予告です!
最初のコメントを投稿しよう!