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心桜「いずれにしても、返さないのは問題だよ」
笹夜「そうですね。返す人は、こちらが何も言わなくても、すぐに返しに来ます」
心桜「そだね。返し忘れている人も、話せばごめんっと言って返してくれる事が多いかな」
七夏「返せない人は・・・」
笹夜「返せない人は、返せるようになったら、返しに来るかどうか・・・かしら?」
心桜「問題は、返す気のない人・・・こういう人にお金を貸してはダメだね・・・貸す方は、それを見極める力が問われるよね」
七夏「見極められなかったら・・・」
笹夜「貸さない方がいいと私は思います」
七夏「その人が困っていたとしても?」
笹夜「相手や状況にも依りますけど、他に方法が無いかを考えて、お金を貸す事は最終手段とする事かしら?」
心桜「そだね。金額に関わらず、貸した方は貸した事を絶対に忘れないよ! 例え一円でもね。返さない人は大きく信用を損なう事になるよ」
笹夜「貸した人は、なかなか返してと言いにくい事もあるでしょうから、借りた人は催促された時点でお金の扱い方に関しては失格・・・かしら?」
心桜「笹夜先輩、なかなか手厳しいですなぁー」
七夏「でも、笹夜先輩なら、困ってたら貸してくれると思います」
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