随筆十五:借りたら返しましょう!

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心桜「なるほどねー。でもさ、本来なら借りた方が自主的に返すべきだよね! あたしだったら『3倍返しだっ!!!』」 笹夜「きゃっ!」 心桜「あ、すみませんっ!」 七夏「と、とにかく、返してほしいなって伝える事かな?」 心桜「それでも、返って来なかったら・・・」 七夏「えっと・・・」 笹夜「その人には、二度とお金は貸さない。お友達を続けるかどうかは、その人次第ですけど、今後あまり関わらない方が良いかも知れませんね」 心桜「あっ! あたし、良いこと思いついた!」 笹夜「まあ! 何かしら?」 心桜「その友達に『お金貸して』って言う! 『お金返して』ではなく『お金貸して』って! その友達が行った事と同じ事をすればいいんじゃないかな?」 七夏「ここちゃー凄いです☆」 心桜「お金を借りてた事を忘れたとしても、お金を貸してと頼んだ事まで忘れられるかなー・・・忘れたとしたら、ちょっと神経を疑うよね」 笹夜「なるほど♪ それは私も思いつきませんでした♪」 心桜「何事も、自分に当てはめると、結構刺さるもんだよ! グサッ! ・・・っとね!」 七夏「私も今度から意識しておきます☆」 心桜「そうそう! つっちゃーが一番引っかかりやすいタイプだから、ホント気をつけなされや~」 七夏「はい☆」 心桜「って、事で、あたしたち『ココナッツ』の結論は---」     
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