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七夏「ここちゃー☆ それ!?」
心桜「ん? あー漫画だけど?」
七夏「えっと、ありがとです☆」
心桜「漫画には、合わないかなーと思ったけど、意外といいね!」
七夏「くすっ☆」
心桜「それに、車内で、こういう風に脚を斜めに揃えて優美なポーズを取りながら読むと、あたしも文学少女になれるっ!」
七夏「ええっと・・・はい☆ 優美な文学少女さんです☆」
心桜「つっちゃー、ちょっと今、迷った!?」
七夏「はわっ! そんな事はっ!」
心桜「分かりやすいなぁ・・・でもまあ、いくら着飾っても、そのうち本当の事は分かってしまうから、最初に気付かされるほうがいいかもね!?」
七夏「ごめんなさい」
心桜「いやいや。謝らなくていいよ。優美なポーズは疲れるから」
七夏「確かに、常に優雅さを維持するのは、とても大変そうですね」
心桜「そだね。笹夜先輩は、なんで維持できてるんだろうね?」
七夏「それは、維持していないからだと思います☆」
心桜「え!?」
七夏「笹夜先輩はもともと---」
心桜「モトクロス! いや、モト冬着! じゃなくて、そういう事かぁっ!」
七夏「ひゃっ☆」
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