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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
時崎「ただいま!」
七夏「・・・・・ただいま」
凪咲「七夏! 心配したわ!」
七夏「ごめんなさい!」
凪咲「良かった! ナオには連絡しておいたから!」
七夏「・・・はい」
七夏ちゃんのお父さんも、帰りに七夏ちゃんを探していたようだ。
凪咲「七夏、帰りが遅くなる時は---」
時崎「凪咲さん! 七夏ちゃんは、困っている人を助けてて」
凪咲「え!?」
俺は、事の顛末を凪咲さんに説明した。
時崎「・・・という事です」
凪咲「そうなの・・・でも、連絡はしてくれないと」
七夏「ごめんなさい!」
凪咲「柚樹君、ありがとう。いつも助けていただいてばかりで」
時崎「いえ、七夏ちゃん。見つかって良かったです」
その後、七夏ちゃんは夕食を早々に切り上げて、部屋に戻ったようだ。今日は色々な事があって、七夏ちゃんも疲れているのだろう。俺も、自分の部屋に戻って、今日撮影した写真の確認とアルバム制作の続きを行う事にした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
どのくらいの時間が経過したのだろうか・・・トントンと扉が鳴る。
七夏「柚樹さん」
時崎「七夏ちゃん!?」
俺は、扉を開けた。
七夏「こんばんはです☆ 柚樹さん、まだ起きているのですか?」
時崎「え!?」
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