第二十四幕:のんびりさんの虹

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俺は、うたた寝している七夏ちゃんを撮影した画像を、七夏ちゃんに見せる。 七夏「あ・・・眠っている姿って、自分では分からないので不思議です」 時崎「で、この写真の撮影許可を貰えないかと思って」 七夏「撮影許可・・・って、既に撮影されています☆」 時崎「そうなんだけど、無許可での撮影だったから、もし、七夏ちゃんが撮影許可をくれなかったら、この写真撮影はなかった事にしようかと」 七夏「くすっ☆ 許可します・・・。なかった事にされる方が、悲しくなります」 時崎「ありがとう。七夏ちゃん。俺も七夏ちゃんを撮影した事を、無かった事にはしたくないと思っているよ。だけど、撮影された本人にとって、嫌な思い出になる写真撮影は、本位ではないので」 七夏「柚樹さんの撮影する写真は、どれも良い思い出になると思ってます♪」 時崎「ありがとう。七夏ちゃん!」 七夏「はい☆ んんー」 七夏ちゃんは、大きく背伸びをしている。 時崎「よく眠れたみたいだね!」 七夏「はい☆ でも、ちょっと背中が痛いです」 時崎「あ、分かる。うたた寝も気を付けないと」 七夏「くすっ☆ え!? もう夕方なの?」 時崎「そうみたいだね」 七夏「明日の準備とかしないと」 時崎「そんなに慌てなくても」 七夏「どのお洋服にしようか、これから考えます☆」     
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