幕間十九:どおして複数形にならないの?

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心桜「つっちゃー! 倒置法だよ、倒置法!」 七夏「はい☆」 心桜「つっちゃー英語が苦手な分を、倒置法でカバーしているとか!?」 七夏「えっと、そんなつもりはないです」 笹夜「英語は必要最低限で効率よく意思を伝える事ができますね」 心桜「確かに、漢字とか無いからね」 笹夜「例えば『私』を表す言葉は『I』ですけど、日本語は『私』以外にも色々とありますよね」 心桜「アタシ、ワタクシ、アッシ、ワシ、ボク、オレ、オラ、オイドン、セッシャ、ワレ、ワラワ、ソレガシ、ショウセイ、ジブン、ショウショク・・・」 笹夜「まあ! 心桜さん! 随分たくさん思いつきましたね♪」 七夏「ここちゃー凄いです!」 心桜「よくよく考えたら、星の数ほどあるんじゃないかな?」 七夏「え!?」 笹夜「流石に、星の数までは無いのではないかしら?」 心桜「ホントにそう思います?」 七夏「えっと・・・」 笹夜「星の数っていう事は、相当な数になると思いますけど・・・七夏ちゃん、分かりますか?」 七夏「いえ、さっきここちゃーが話した一人称でも凄いと思ったのですけど・・・」 心桜「分かんないかなー」 笹夜「星の数は思い付かないです・・・『なぞなぞ』かしら?」 心桜「いえ、違います! 笹夜先輩、正解が知りたいですか?」     
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