幕間二十:笹夜先輩とクラシックピアノ

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笹夜「すみません。演奏難易度の高い曲は、つい力が入ってしまって・・・」 七夏「私、笹夜先輩の演奏を素直に楽しんじゃったけど、演奏者の気持ちにも耳を傾けるようにします!」 笹夜「演奏者の『楽しいと思う気持ち』が、周りに広がって音楽・・・素敵な考え方です。ありがとう♪ 心桜さん、七夏ちゃん!」 心桜「いえいえー。笹夜先輩! また、演奏お願いします!」 笹夜「はい♪」 心桜「ちなみに、今のはなんて曲なんですか?」 笹夜「革命のエチュード op.10-12/フレデリック・ショパンです♪」 心桜「なるほど・・・よく分かんないけど、凄さは分かるよ!」 七夏「もう! ここちゃー!」 心桜「笹夜先輩! ありがとうございました!」 七夏「ありがとうございます☆ 笹夜先輩!」 笹夜「はい♪」 心桜「んでさー、ひとつ気になる事があるんだけど」 七夏「気になる事!?」 心桜「そう! 今、笹夜先輩が演奏してくれましたクラシック楽曲・・・えーっと」 七夏「ショパンさん!?」 心桜「そういえば、3曲とも同じ作曲者なんだね! 好きなんですか?」 笹夜「そうですね♪ フレデリック・ショパン氏はピアノの詩人と呼ばれています♪」 心桜「ピアノの詩人・・・なるほどね~」 笹夜「それに、私と七夏ちゃんを繋いでくれた人でもあります♪」     
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