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夕食前に、湯船に浸かる。今日一日結構歩き回ったので、足が一番喜んでくれているように思う。風水でお世話になって12日、この街に来て二週間経過している。当初一週間の予定だったから、大きく予定は変わっている。この街・・・いや、七夏ちゃんともっと一緒に過ごしたいと思うけど、自分の本来の生活の事を考えると、今の時点で折り返し地点に来ているのではないかと思う。俺がこの街で、七夏ちゃんや凪咲さんにしてあげられる事を、しっかりと計画しなければならないな。
お風呂で流した後、いつものように七夏ちゃんが冷たい飲み物を用意してくれた。
時崎「いつもありがとう。七夏ちゃん!」
七夏「え!?」
時崎「え!?」
七夏「あ、えっと、夕食も出来てますからどうぞです☆」
時崎「ありがとう」
アルバム制作の件があるので、夕食を少し急いで頂く。
凪咲「ナオは?」
七夏「お父さん、まだお部屋に居ます」
凪咲「しょうがないわね~」
七夏「くすっ☆」
凪咲「お風呂で流してくるように、伝えてくれるかしら?」
七夏「はいっ☆」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
時崎「ごちそうさまでした」
凪咲「あら、柚樹君、今日はもういいのかしら?」
時崎「はい。ちょっと行いたい事がありますので!」
凪咲「あまり、ご無理はなさらないでくださいね」
時崎「え!?」
凪咲さんは、アルバム制作の事を気にしてくれているようだ。
凪咲「今日は、色々とあって、お疲れみたいですから」
時崎「ありがとうございます!」
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