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七夏「あっ! ・・・くすっ☆」
七夏ちゃんが「いつも」を取り戻してくれて嬉しく思う。さらに話仕掛ける!
時崎「おかえり! 七夏ちゃん!」
七夏「え!? た、ただいま・・・です☆」
時崎「これからも、よろしく!」
七夏「くすっ☆ はい☆」
時崎「ふぅー・・・」
七夏「柚樹さん!? どおしたの?」
時崎「いや、なんでもないよ!」
七夏「私ね、写真を撮られるのは、あんまり好きじゃなくて・・・でも、柚樹さんが写真の楽しさを教えてくれて・・・私も変わらなくちゃって思って・・・」
時崎「七夏ちゃん・・・」
七夏「だからね、また七夏の写真・・・柚樹さんに撮ってほしい・・・です」
時崎「いいの?」
七夏「はい☆ えっと、今・・・お願いできますか?」
時崎「も、もちろん!」
七夏ちゃんから写真撮影を頼まれた。俺は、あの時・・・七夏ちゃんの事を良く知らなかった時と同じ感覚を再び覚え、写真機を持つ手が震え始めていた。
七夏「・・・・・」
写真機のファインダーの中に七夏ちゃんを捕らえる。写真機と目が合うと、一瞬険しい表情になり、俺はこのまま撮影して良いのか躊躇う。
七夏「柚樹さん! ただいま・・・です☆」
時崎「え!?」
七夏「くすっ☆」
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