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俺は今、写真機に流れ込んでくるこの素晴らしい光の束に、手が震えているのを実感しつつ、確実にシャッターを切った。
七夏ちゃんが此方に振り返る・・・少し遅れて、ワンピースもふわりと七夏ちゃんに付いてくる。その動きがとても印象的で、これは写真では表せないであろう。
七夏「お疲れ様です☆ 到着です♪」
時崎「お疲れ様! 七夏ちゃん! ありがとう!」
七夏「はい☆」
七夏ちゃんお勧めの場所は、街と海が見渡せ、空も高く、とても良い眺めの場所だった。
時崎「とても良い場所だね! 気に入ったよ! 七夏ちゃん!!」
七夏「柚樹さん、気に入ってくれて、よかったです♪」
時崎「じゃあ、何枚か撮影するから、自然にしてて」
七夏「はい☆ お願いいたします♪」
時崎「七夏ちゃんは、この場所、よく来るの?」
七夏「はい♪ ここを通る海風、心地よくて好きです♪」
まだ、日差しは高い事から、普通に考えれば「初夏の暑い時間」のはずだが、ここを通る海風の影響か、暑いという感覚は殆ど無い。
時崎「確かに、風が涼しくて心地良い」
七夏「くすっ☆」
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