随筆二十四:無い物はねだれません!?

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笹夜「褒められるような事では・・・」 心桜「いえいえ、褒め事ですよ! 顔見るなり『宿題したの?』って言われ続けたら『他に言う事無いのか!?』って思ったりするよ」 笹夜「それは心桜さんが、宿題を後回しにするからかしら?」 心桜「あはは! そうかも! でも、後回しにしても宿題はしっかりこなしてるんだけどなぁ~ これが、こなせてないのなら言われても仕方が無いんだけどさ」 笹夜「では、先に済ませておくのは如何かしら?」 心桜「それも、実施してます!」 笹夜「そ、そうでしたか・・・すみません」 心桜「いえいえ! つっちゃーと一緒に宿題する時は、午前中に済ませてるよ」 笹夜「七夏ちゃんは、そういうタイプですからね♪」 心桜「そだね~。で、あたし一人の時は宿題を後回しにしてるから、親から見るとそんな風にしか見えてないんだよね」 笹夜「では、七夏ちゃんのお家で宿題を済ませるという事を、ご両親に話されてみては如何かしら?」 心桜「わざわざそんな事を話すと『シェ~~~!』になるからね!」 笹夜「し、しぇー!? 心桜さん? その手・・・何のポーズかしら?」 心桜「・・・無理だったか・・・」 笹夜「???」     
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