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七夏「はい☆」
笹夜「ありがとうございます♪」
七夏「柚樹さんっ!」
時崎「あ、ああ」
まあ、俺も三人に合わせるのは自然な流れだ。高月さんはピース・・・楽譜を見にゆくと話していた。以前に書店でも楽譜を見ていたな。ピアノ楽譜という事はピアノを演奏できるという事か。機会があれば高月さんのピアノ演奏を聴いてみたいなと思う。
高月さんに付いてゆくかたちで、5階の楽器店へと移動する。
心桜「笹夜先輩! ピアノがあるよ!」
笹夜「まあ! これはグランドピアノなのかしら?」
心桜「え!?」
笹夜「奥行きがとても小さいみたいですけど、形はグランドピアノかしら?」
心桜「ねねっ! 笹夜先輩! 弾いてみてよ!」
笹夜「え!? ここでですか!?」
七夏「私も聴いてみたいです☆」
笹夜「な、七夏ちゃんまで・・・」
心桜「んじゃ、あたしが弾いてみるっ! つっちゃー! これお願い!」
七夏「はい☆」
笹夜「え!? こ、心桜さん!?」
天美さんは七夏ちゃんに浴衣を手渡し、さらっとピアノ演奏を行った。
時崎「天美さん、その曲は『猫踏んじゃった』!?」
俺も弾いた事がある曲。というかそれしか弾けない・・・俺みたいな人は多そうだ。
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