幕間二十五:猫踏んじゃった!

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笹夜「シャープ6個は嬰ヘ長調、フラット6個は変ト長調になります♪」 心桜「えーっと・・・あはは・・・よく分かんないや」 笹夜「でも、分からなくても音楽や演奏は楽しめますので♪」 心桜「そだね!」 笹夜「クラシックギターで『禁じられた遊び』と同じくらい、楽器の仕様を見据えたアレンジと言えるかしら?」 心桜「禁じられた遊び・・・親にゲーム機隠されたとか!?」 笹夜「え!? ・・・すみません。よく分かりません」 七夏「ここちゃー、笹夜先輩、どうぞです☆」 心桜「おっ! 紅茶! いつもありがとー!」 笹夜「ありがとう♪ 七夏ちゃん♪」  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 心桜「あたしさー、昔、本当に踏んじゃった事、あるんだよねー」 七夏「え!?」 笹夜「まあ! 何をかしら?」 心桜「猫!」 七夏「え!?」 笹夜「まあ! 大丈夫だったのかしら?」 心桜「もちろん、わざとじゃないよ。事故だよ。椅子の裏側から突然尻尾が出てきて『おわっ!』ってなって避けようとしたんだけど、避けた先に尻尾が合わせてきやがって、もう無理って・・・ほら、よくあるでしょ!? 自転車同士、お互いに同じ方向に避けて・・・あーもう!」 七夏「猫さんは大丈夫だったの?」 心桜「に゛ゃっ!!!」 七夏「ひゃっ☆」     
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