随筆二十五:君が代(国歌)の調

5/7
前へ
/1638ページ
次へ
心桜「その、旋律的には解決しているのに、終わった感がしないのが、違和感として残っているのか・・・」 七夏「終わった感がしない・・・終わりじゃないという事なのかなぁ!?」 心桜「!!! それだっ!!!」 七夏「ひゃっ!」 笹夜「まあ!!!」 心桜「君が代は、今後の繁栄の意も込められてるんじゃないかなーって」 笹夜「つまり、君が代は終わる事無く、永遠に続きます・・・という事かしら?」 心桜「そうです! 未来永劫!」 七夏「なるほど☆」 心桜「・・・って、つっちゃーが話した事だよ」 笹夜「七夏ちゃん、素敵な考え方です♪」 七夏「私、そんなに深く考えてなくて・・・」 心桜「まあ、その引き金になった事は確かだよ!」 笹夜「そう言えば、君が代の旋律は、白鍵のみで『ファ』だけが使われていません」 心桜「え? そうなの?」 七夏「レドレミソミレー・・・ラーソミレ・・・ホントです!」 心桜「なになに? それって『ファ』だけハブられてるの?」 笹夜「ハブられる?」 心桜「あ、仲間はずれにされてるって事です」 笹夜「なるほど」 心桜「『ファ』だけハブられて、ファーファーは怒るよ、きっと。名前全否定されたみたいで、いくら柔軟材が入ってても、これは受け流せないか・・・」 七夏「何のお話です?」 心桜「洗剤」 笹夜「これは、日本音階の特徴です♪」     
/1638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加