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時崎「この前、七夏ちゃんと一緒に設置した踏切にも、拡張端子があるみたいで、そこからも信号機を接続できるみたいだよ。踏切の近くの信号機はここから線を取れば大丈夫!」
七夏「よかったです☆」
七夏ちゃんと一緒に6個ある信号機を全て設置、配線も完了させた。
時崎「・・・よし! これで大丈夫かな?」
七夏「はい☆ お疲れ様です☆」
時崎「最初、3灯とか5灯とかあって不安になったけど、作業は結構楽しいと思ったよ」
七夏「くすっ☆ はい☆ 柚樹さん☆」
七夏ちゃんは「C11蒸気機関車」とヘラのような物を手渡してくれた。このヘラのような物は、列車を線路に乗せる為に使う物で「リレーラー」と言うらしい。
時崎「最初は、このリレーラーを見た時、なんでそうしているのか分からなかったよ」
七夏「くすっ☆ これが無いと、列車を線路に乗せにくいですので☆」
早速、「C11蒸気機関車」を線路に乗せる。
時崎「七夏ちゃん! 客車と車掌車も一緒に!」
七夏「はい☆」
C11に客車と車掌車を繋ぐと列車らしくなった。コントローラーの電源を入れると、6個の信号機の灯火も入る。レイアウトに光の彩が加わった。よく見ると、駅に設置した3灯式信号の灯は「赤」で、5灯式信号機は「青」の光だ。同じように見える信号機だったが、灯が入ると明確な違いとなって現れた。
七夏「駅の信号が赤で他の信号は青になってます☆」
時崎「え!?」
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