随筆二十八:神経質過ぎやしませんか?

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心桜「ここ惚れワンワンか!?」 笹夜「『惚れ』が違うような気がしますけど」 心桜「なんで違うって分かるんですか!?」 笹夜「なんとなくです♪ まあ、それよりも七夏ちゃん、続きをお願いします♪」 七夏「はい☆ えっと、『ココナッツさん、こんにちは。私には息子がいますけど、ちょっと神経質な所があって、困ってます。例えば家に帰ってきて手を洗うのは良いのですけど、かなり長い時間手を洗っていて、泡石鹸のボトルもすぐに空っぽになってしまいます。ドアノブもちり紙を使ったりしますし、本人に聞くとエスカレーターや電車の吊革を持つのも嫌みたいで・・・どうすれば改善されると思いますか?』・・・です。どうすればいいのかな?」 心桜「んー神経質と言うよりも潔癖症ってやつかなぁ・・・何がきっかけだったんだろうね?」 笹夜「手を触れる事ができない・・・お気持ちは分かります」 心桜「え!? あ! でも、笹夜先輩の場合は、また違う訳ですから!」 笹夜「すみません」 七夏「笹夜先輩☆」 笹夜「なっ七夏ちゃん!?」 心桜「お! んじゃ! あたしも!」 笹夜「こ、心桜さんまで・・・。ありがとう、こうして二人に手を添えてもらうと、とっても心地良いです♪」 七夏「くすっ☆」     
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