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心桜「あっ! もしかすると!」
七夏「え!?」
心桜「これ! 今、みんなで手を繋いでるよね?」
笹夜「はい♪」
心桜「こういう事で、克服できるかもしれないよね?」
七夏「! なるほど☆」
笹夜「確かに♪ でも、その為には、潔癖症のお方が好意を寄せるお方の存在が必要になります」
心桜「っそ! つまり、潔癖症克服の為には『恋』をする必要があるって事だね!」
七夏「恋・・・・・」
心桜「恋よ来いっ! こいこいっ!」
笹夜「心桜さん、その手つきは!?」
心桜「花札・・・こいこいしませんか?」
七夏「ここちゃー! もう・・・」
心桜「あ、つっちゃーが牛になった!」
七夏「もう! そうではなくて!」
心桜「妄想までする牛だったか!」
笹夜「心桜さんっ!」
心桜「わわっ! スミマセン!」
七夏「まあ、いいですけど。ここちゃー、恋で潔癖症が治るの?」
心桜「たぶん」
笹夜「どういうことかしら?」
心桜「恋をすると、その人と、こうして手を繋ぎたくなるよね?」
七夏「はい☆」
心桜「それってさ。他人と手を繋いでいるって事だよね?」
笹夜「ええ♪」
心桜「もう、その時点で、ほぼ潔癖症克服にならない?」
七夏「でも、苦手な人の手までは・・・」
心桜「それは、潔癖症に関係なくじゃない?」
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