魔法少女登場!

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「魔法少女はそんなにいるの?」 「きょうはたまたまわたしだけが戦ったけど、チーム戦になる場合が多いから、そのときはいっしょに戦いましょう!」 「そうなんだ……」  キャンディオクトパスはうなずいた。タコの髪飾りが揺れた。 「わかったわ」 「魔法は夜明けになれば解けるから、じゃあね」  キャンディガーリックはそう言うと、全速力で走り去っていった。 「えっ、ちょとちょと……」  公園に取り残されたキャンディオクトパス。  まるで夢でも見ていたような感じで、茫然と立ち尽くした。
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