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「…ハイ…私も今すぐにでも、そうしたいのですが…」
私は言った。
東京映画祭が終わって、葉尊といっしょにいると、葉敬が部屋にやって来た。
葉敬は私の顔を見るなり、
「…お姉さん…大丈夫でしたか?…」
と、心底ホッとした顔で、私に言った。
「…大丈夫さ…疲れただけさ…」
私は言った。
私の顔を見る、葉敬の顔は心の底から、私のことを心配しているようだった。
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