ω出会いと再会と学校とω

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家に戻るとちょうどおじさんが仕事に出かける時だった。 「渚か。学校に荷物取りに行ってたのか!」 「制服とかその他色々」 「渚。その…なんだ…うん…普通の学校に通うのは初めてなんだから、苦労もあると思うががんばれよ!!」 「いーちゃん!それ明日言うセリフじゃない?笑」 「それもそうだなしーちゃん!笑 じゃ、2人とも行ってくるよ!」 いーちゃんとはおじさんのこと 狭間 勇美(イサミ) しーちゃんとはおばさんのこと 狭間 滴(シズク) チュッ おばさんもおじさんも相変わらずだな #################### 「はぁー…」 ベットに倒れこむ俺 やっぱり気まずくなってしまう。 おじさんとおばさんと話していると、色んな感情が湧き出してくる。 罪悪感と嫌悪感。 俺は息子であって息子ではない。 体は本人でも中身が別だから。 この家に戻ってきてほしかったのは俺じゃない。 記憶を失う前の俺だ。 必要とされてるのは俺じゃない。 記憶を失う前の俺だ。 おじさんもおばさんもすごく良くしてくれる。 だが、それと同時に辛くなる。 #################### 「…ん…」 あれから寝てしまったみたいだ。 時間を見てみると10時過ぎ 一時間ちょっと寝たのか。 「湾岸いくか」 重い体を起こし、ゲーセンへむかった。 #################### ゲーセンにつくとまっすぐ湾岸のコーナーへ行った
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